実業家の堀江貴文氏(51)が13日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派幹部の立件が見送られる方針となったことについて言及した。 同問題では13日、東京地検特捜部が安倍派と二階派の会計責任者を政治資金規制法違反の罪で在宅起訴とすることが報じられた。一方で松野博一前官房長官ら、いわゆる安倍派「5人衆」と呼ばれる幹部や事務総長経験者などは、会計責任者との共謀は認められないとして立件を見送る方向で調整しているという。 堀江氏は「5人衆」の立件を見送る方向となったことについて、「少しでも裏金作ったら罰しろとか言ってるやつ、交通費の精算で少しちょろまかしたり個人的な会食を経費扱いしたりしたことあるんじゃねーのか?」と問いかけ、「それも全部刑事罰喰らわせたら大変な事になるぞ。交通違反だって行政罰で済んでるから多くの人は前科者にならないわけだ」と私見を述べた。 堀江氏の主張に対して「政治家は厳しくしないとダメだろ」という意見が来ると、「厳しくするとなんか良い事起きると思う? 私は思わない」と反論。「まともな人間は政治家やろうと思わなくなる。結果、意味もなく目立ちたいやつとか、楽して小銭を稼ぎたいやつとか馬鹿とかしか政治家にならなくなって困るのは国民だよ」と持論を語った。