秋篠宮さまは11月30日、58歳の誕生日を迎えられた。誕生日に先立って27日に記者会見が開かれ、次女・佳子さまのお住まいについて自らの考えを述べられた。その発言に大きな注目が集まっている。 【ハフポスト日本版編集部】 現在、佳子さまは秋篠宮さま一家と別居しているが、別居の公表が遅れた理由について秋篠宮さま自らが言及し、「私自身がそのことについてかなりぐずぐずしてタイミングが遅くなった」などと反省の弁を述べられたからだ。ここまで踏み込んだ発言は異例だ。 会見では、佳子さまの将来についても自らの考えを伝える場面もあった。一体何を語ったのか。
「娘たちの部屋を...」秋篠宮さまの考え
そもそも秋篠宮邸は、老朽化などを理由に、2020年3月から22年9月まで改修工事を行っていた。 当初、宮内庁の説明に基づき、「改修された宮邸にはご一家が昨年度内に引っ越しをする」との報道があったが、2023年6月30日の宮内庁による定例会見で、佳子さまが改修工事を終えた秋篠宮邸に引っ越さず、隣の旧御仮寓所に引き続き住んでいることが明らかになった。 この会見では、改修経費を削減する目的で、改修された宮邸には結婚前の小室眞子さん・佳子さまの私室を造らず、旧御仮寓所の一部に私室を残し、眞子さん・佳子さまが引き続き住むように計画を変更したことも公表されていた。 秋篠宮さまは会見で、改修工事終了後の秋篠宮邸に結婚する前の長女・小室眞子さんと次女・佳子さまの部屋が造られなかったことについて「改修工事が始まる時に、私と妻もそうでしたし、娘たちも両方とも最初から、改修した後の所に部屋を設けないという考えを持っていました」と述べられた。 その理由については、「いずれはこの家から出ていくであろう、実際に1人はもうその前に結婚しているわけですけれども、娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄になるという考えからです」とご説明された。 決定に際しては、ご夫妻と、眞子さん、佳子さまで認識を互いに確認しあい「非常にすんなりと決まった」という。
当初公表しなかった理由「どこに住んでいるかというのはプライベートなこと」
続いて、佳子さまが旧御仮寓所に引き続き住まわれることを当初公表していなかった理由について、秋篠宮さまは次のように述べられた。 「どこに住んでいるかというのはプライベートなことになります。この家のどこに誰が住んでいるということは、そもそも、元々公表していないことですね。そしてもう1つはやはりセキュリティ上のこともありますので、そういうことから公表しなかったわけです」 赤坂東邸を秋篠宮邸の一部にするという話もあったが、共用殿邸としての形を残すことになったいきさつもあり、当初の計画からも大きな変更が生じたため、2023年6月に公表する運びとなったという。 公表のタイミングの遅れについては、一連の改修工事に関することは、秋篠宮家の住まいと「皇嗣職」という役所の一部署の両方に関することとして公表する必要があったため、「いろいろ意見集約に時間がかかった」と言及された。 「本来であれば、年度末に出せば良かったと思いますけども、いろんなことから時間が掛かったということがありました」と述べられた。 最終的に公表するという段階で、それを良しとする判断は、秋篠宮さまご自身であるとして、「私自身がそのことについて、かなりぐずぐずしていたということがあります。つまり引き延ばしてしまい、非常にタイミングとして遅くなったなというのが反省点です」と語った。 佳子さまの別居に関する公表が改修工事の終了からかなりの時間が経過していたことから、世間の一部では秋篠宮家に関する様々な憶測が飛び交っていた