タレントの上沼恵美子さんがYouTubeチャンネルを更新。第10回目の人生相談動画を公開しました。 【動画】上沼恵美子、イヤな上司への対処法を伝授「机をバァンと叩いて」「鉛筆3本、オッサンの前で…」 上沼さんの“人生相談シリーズ”は、視聴者から寄せられた相談に対し、温かくも歯切れの良いアドバイスを送る人気企画です。 今回の動画では、ゲストに芸能記者の中西正男さんを迎え、上沼さんと二人で視聴者からのお悩みに回答しました。 特に気になったお悩みの内容は、以下の通りです。 《49歳女性です。私は今の職場に入り15年経ちます》 《まだまだ男尊女卑が根強い職場で「オバハン」「ブスデブ」「お前に金やっとる!」「痩せろよ~」など、上司である社長に言われ続けてきました》 《11年間1円の昇給もなし。忘年会、社員旅行に行った際も、「タダ飯食って!」とみんなの前で言われました》 《部下たちは誰も社長に注意せず、一緒に笑っています》 《私はシングルマザーなので、子どもを食べさせるために我慢して、心の中では社長に「自分もおじいやろ」と思いながら働いてきました》 《しかし子どもが自立したことで、この先定年まで我慢するのか、転職するのかで悩んでおります》 《今までも履歴書を送ったり、面接に行ったりしましたが、採用されません》 《先のことを考えると辞める勇気もなく悩んでおります。上沼さんのご意見をお聞かせください》
上沼さんと中西さんの回答は?
相談者の忍耐力を褒めつつ、令和になった今でも、このような会社はたくさんあるはずだと推測した上沼さん。 中西さんも上沼さんの見解に頷きながら、“職場いじめ”のようになってしまっていると指摘しました。 上沼さん「令和になってからコンプライアンスとか、いろいろ言うてますけど……こういう会社多いと思うんですよ」 中西さん「この会社はあきません。最悪です。こんなん」 上沼さん「よう耐えはったな、15年も! あなたの忍耐力はたいしたもんやわ」 中西さん「いじめみたいになってますよね。周りの人らも。きっと言い返すこともなく、いてはったんやと思います」 さらに中西さんは、一度ハッキリ上司に反撃してみることを勧めました。 「絶対コイツはなんぼ言ってもええと思ってやってるから…『そうやないねんぞ』っていうのを(態度や言動で)見せるのは1つの手やと思います」 「なにかひとつ(反撃)してみることで、やられっぱなしの空気が変わらへんかなぁと思って……」 「反撃しても笑いものにされるんやったら、そんな職場は願い下げです」 上沼さんも、具体的な上司への反撃方法を相談者に伝授しました。 「何か言われたら、机をバァンと叩いて泣いたらよろしいねん!『私のこと、何だと思ってるのよー!』って(叫ぶ)」 「意外とその非常識な上司、打たれ弱いと思うで」 「ちょっとかましたれ! 鉛筆3本くらいオッサンの前に行ってポーン!ポーン!と(折ってみせる)」 つ、強い……!
他人の容姿について言及するのは、絶対NGだと語る上沼さん。
「『痩せろ』とか、絶対に言うたらアカンな!(言われたら)絶対、嫌いになるしね」 「『痩せた』『顔色悪い』『太った』もアカン。『元気そうやね』も若い女の子に言ったら『太った?』って、思うんやって。だから外見のことは、何も言わんこっちゃな」 そして上沼さんは、15年も続いた職場を離れることについては、慎重になるべきだとアドバイスしました。 「他のところに願書を出して『受からなかった、資格がない』っておっしゃってる。今から資格を取るなんて、大変なことよ!」 「やっぱり慣れた職場って、居心地の良さもあんねんな。俯瞰してみないとわからないけれど」 「よそ(の会社)を受けに行って『全部落ちました』ってことは、外の厳しさも知ってるわけやろ?」 「居心地っていうのは、いろんなことを加味してのものやからね。そこは(冷静に)考えましょう」 「あなたは立派やで! そんな職場で15年も勤め上げたことは勲章になってんねんから」 他にもお二人は、上司の嫌味をスルーするテクニックや、気持ちの切り替え方などについてもアドバイスを送りました。
この動画に大反響!
視聴者からは 「お二人が本気で親身になってくださるのが心に刺さります。最強コンビです」 「的を射たお言葉に、スッキリしました!」 などのコメントが寄せられています。