「給食がなくなる」夏休みの困窮世帯の不安 一袋20円のうどんに草を分け合い、冷房もない〈dot.〉←ODAは止めて日本の貧困家庭に使ってくれーー!!!

 

30年近く前に中学校の先生から聞いていたから、給食が命の綱というお子さんがいるのは知っていた。                  30年前より人数が増えているようだ。 下記を読むと胸が痛いですねぇーー                ODAも良いけど、まず日本の貧困家庭を助けてやって下さい!!!!!              60年近く前にデヴィさんがインドネシアにいたときに、日本は当時のお金で8億ドル以上のお金をバラまいたのに、何の見返りも無し、潤ったのはスカルノと第三婦人だけだった。             当時のインドネシア国民にはびた一文行き渡らなかったようだ。                    日本国民も貧しかったのに、当時のお金で8億ドルも渡したのに、日本に対して恩も義理の気持ちも全くない・・・・               それは中国でも言えることだし、韓国にも言えることだ。                   日本は諸外国にお金をバラまいたのに、恩も義理もまったく感じてもらえず、礼のひとつも言ってもらえない。               日本のODAのやり方が全部間違っていたのだ。                  ODAのやり方などが度々間違っていると指摘をされても、    お金だけを渡して知らん顔。                  政府と外務省と財務省などが悪かったのかなぁーーー                     インドネシアなんかあんなに日本がお金をつぎ込んだのに、今は中国を頼りにして、日本外しをしている。                韓国にも日本は膨大なお金を出しているのに、なんの感謝も無い。                  日本のやり方が悪かったんだわ。。。              こういう結果になっても、日本政府と外務省、財務省はなんの反省もなく、懲りずに国民の血税をシコシコと外国に出している。                        もう外国になんかお金を出さずに、日本の血税を貧困日本人に使ったらどうだ!!!          

 

 

 

「給食がなくなる」夏休みの困窮世帯の不安 一袋20円のうどんに草を分け合い、冷房もない〈dot.〉

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■「給食って本当に神」  キッズドアの調査での回答には、「物価高騰により、食料の質をさらに落とすしかなく、育ち盛りの子どもに栄養不足を感じます。学校の健康診断でも、子どもの痩せすぎで注意を受けましたが、どうしようもない状態です」との「悲鳴」がつづられていた。  そんな困窮世帯の子どもたちが栄養を摂れる重要な機会が、学校給食だ。  女子栄養大学の石田裕美教授らの研究によると、収入が少ない世帯の子どもは欠食の割合が高く、栄養摂取量に対する学校給食の寄与も低収入世帯の子どものほうが高いという。 「給食って、本当に神」  渥美さんも支援を受けている人から、そんな言葉を聞いたことがある。  キッズドアの調査でも、給食がなくなる夏休み中の食事について「不安がある」と答えた人は91%にも上った。「子どもに十分な食事を与えられない」と回答した割合は、2021年の調査では46%だったが、今回は60%に増えていた。  困窮する世帯では、食事は主食に偏り、副食はおろそかになりがちだ。 「食事はご飯にふりかけだけになり、米を買えない家庭ではめん類を食べる。つまり炭水化物ばかりで、タンパク質やビタミンがなかなか摂れない。以前は目玉焼きや卵焼きが食べられましたが、最近は卵でさえ値上がりして気軽に買えなくなった」  と、渥美さんは言う。  ビタミン欠乏に詳しい静岡県立総合病院リサーチサポートセンターの田中清・臨床研究部長によると、最近は栄養バランスの悪い食事による「隠れビタミンB1欠乏症」が静かに広まっているという。豚肉などに多く含まれるビタミンB1は、炭水化物などを分解してエネルギーに変えていく際に不可欠なビタミン。これが不足すると、倦怠感などの症状が表れる。 「体のだるさが抜けない、という保護者の声はすごくある」  渥美さんは、そう指摘する。 「それでも、お母さんは自分の食事を1食にして、『私は水で全然かまわない』と言って、その分を子どもたちに食べさせる。そんな姿を見ていると、『体をこわしてしまっては元も子もないので、お母さんも食べてくださいね』と、お声がけするんですけれど、なかなか難しい」

 

 子どもの服や靴を支援した際、年齢から想像するよりもずっと小さなサイズで申請されているのを見て、子どもたちが必要な栄養が摂れていない現状を痛感するという。 ■エアコン使わず保冷剤で  食費もさることながら、困窮世帯は光熱費を削ってしまうことが珍しくない。 「もう何年も冬は暖房をつけていません、という声があるのと同様に、夏でも冷房を使っていない困窮子育て世帯は多いです」(渥美さん)  現在、公立小中学校における普通教室の冷房設備設置率は95.7%(22年9月)。なので、学校にいる間はなんとかなる。ところが、キッズドアの調査では、回答者の64%が「(自宅で)エアコンをつけないようにしている」という。 「エアコンはアパートに備え付けですが、入居してから7年、1度もコンセントを入れたことがありません」 「熱中症が怖いのですが、なるべくエアコンを使わないで扇風機や保冷剤でやり過ごすようにしたい。けど去年も電気代が上がるということで、それをやったら娘が熱中症になり、点滴になったので、うまく考えたいです」  調査の回答には、そんな言葉が並ぶ。  日中は児童館や図書館を利用して暑さをしのぐ子どもたちもいる。 「都市近郊であれば、ショッピングモールのフードコートで1日過ごしたりするお子さんがたくさんいます。でも、地方だと、子どもだけで移動することがなかなか難しい」(渥美さん) ■無関心とバッシング  そんな苦しい家庭の状況にもかかわらず、生活保護を受けていない世帯は多い。 「私たちも生活保護を受けたほうが楽なのではないかな、と感じることがよくあります。でもみなさん、踏ん張って生活している」  困窮する子育て世帯は、 「もう本当にひっそりと暮している、というのをすごく感じます」  と、渥美さんは言う。  一方で、子育て世帯を支援しているキッズドアに対して、「何をやっているんだ」とバッシングするメールが届く。ネット上に支援の記事が出ると、「働かなくて楽をしている」というような非難のコメントが書き込まれるという。

 

「それを見て萎縮し、SOSの声を上げることを躊躇しながら暮らしている人が大勢いると実感します。ひとり親でも仕事をして税金を納めている人がいるし、すべてのひとり親家庭児童扶養手当をもらえているわけでもありません。でも、働きたくても病気で働けない人もいる。そういう実態を知っていただきたいと思います」  厚生労働省の「2021(令和3)年 国民生活基礎調査の概況」によると、児童のいる世帯の平均所得金額は、11年の697万円から20年の813万5000円と、16.7%増加している。  一見すると子育て世帯の所得は増えているようだが、この数字を押し上げているのは主に世帯所得が1000万円以上の裕福な家庭。この世帯が占める割合は11年の15.6%から21年には24.8%に増加している。  一方で、21年の年収800万円未満の子育て世帯は全体の59%を占める。つまり、この10年で、一部の富める子育て世帯と大多数の中間層以下の世帯との二極分化が著しくなっているのだ。 「子育て世帯の年収が二極化してしまったので、高所得の家庭の人たちは困窮している子どもたちのことが本当にわからないのだと思います。そのことが無関心やバッシングにつながっているのではないでしょうか」(渥美さん) 「異次元の少子化対策」を掲げる政府。しかし、その足元では、子どもたちを守る最低限のセーフティーネットすら機能していない現実が広がっている。(AERA dot.編集部・米倉昭仁)