女優広末涼子(42)のダブル不倫騒動は、所属事務所「フラーム」とのバトルに発展しそうだ。広末が21日配信の「文春オンライン」で、一連の騒動をめぐる事務所の対応に不信感をあらわにしたのだ。約30年築いた両者の関係が修復できるかは不透明。広末はママ女優としての活動は絶望的で、事務所は戸田恵梨香(34)に期待を寄せているという。 【写真】達筆ぶりも話題となった広末「謝罪文」 21日配信の文春オンラインによると、一連の不倫騒動の取材過程で広末本人が文春に電話をかけ、思いを語った。 広末は自身のダブル不倫騒動への事務所対応を疑問視。事務所の井上義久社長について「あの人(井上氏)以外と仕事をするつもりもなくて、もしも井上と仕事をしないのであれば、この世界、この業界を去る時かなと」としつつも「(今は)信頼はしていないんですけど」と語った。 これにテレビ関係者は「両者の関係がこじれている様子がうかがえます。取引先から信頼感に疑問を持たれる可能性もあります」と指摘する。 フラームは井上氏が1998年、広末のために設立。広末はたびたび騒動を起こしてその都度、井上氏に守られてきた。それが今回、フレンチレストランのオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫で関係にヒビが入った。これを修復できるかは不透明になった。 「広末さんと井上氏の付き合いは30年近くですが、ここまで溝が深くなったのは初めてではないでしょうか」(同) フラームも対応を迫られている。事務所内の〝ママ女優〟のスイッチだ。 3児のママの広末は家事、育児に奮闘して昨年には「ベストマザー賞」を受賞。ダブル不倫が発覚しても、夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)は18日に開いた会見で、育児放棄説を断固否定していたが、「広末さんはダブル不倫によって無期限謹慎中。復帰できてもイメージは失墜したままでママ女優としての活動は絶望的です。後継を担うのは戸田さんでしょう」(別のテレビ局関係者)。 戸田は夫で俳優の松坂桃李との間に第1子が誕生したことを5月4日に発表(出産日と性別は非公表)。21日には都内で行われたイベントに登場した。公の場に姿を現すのは産後初。 イベントでは出産後、日用品を通販で購入することが増え「オムツは、かさばる」などと発言し、ママとしての顔を見せた。 「芸能界でもママ女優・ママタレ枠は重宝されており、スポンサーからのウケも良い。フラームとしては、厳しい状況の広末さんに代わって戸田さんをママ女優にすえたいはずです。子育てをしながら女優業を本格的に再開していく姿に共感する女性も多いでしょう」(代理店関係者) 早くも〝ポスト広末〟が始まっているようだ。